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基礎知識2026.07.01読了目安 6

足場とは何か?種類・サイズ・特徴をゼロからわかりやすく解説

しゅうあっこ
しゅう・あっこ
足場が組まれたマンションの建設現場

こんにちは、しゅう・あっこです。「足場」という言葉、工事現場の前を通るときに目にしたことはあっても、実はどんな役割があるのかよく知らない…という方も多いのではないでしょうか?今回は、建築の世界に入ったばかりの頃の私たちと同じ目線で、足場について中学生でもわかるレベルまでかみ砕いて解説していきます。

足場とは何か?

足場とは、建物を建てるときに職人さんが安全に作業するための仮設の構造物のことです。

みなさんが毎日見ている街の建物…マンションやビル、一軒家でも、実はどんな建物も必ず足場を使って建てられています

足場がないと、高いところで作業ができません。職人さんたちが安全に作業するための、いわば「土台」のようなものです。

完成したら跡形もなく消える「縁の下の力持ち」

足場のおもしろいところは、建物が完成したら跡形もなく消えてしまうところです。完成した建物を見ても、足場があった痕跡は一切残っていませんよね。建物を支えているのに、完成したら誰にも気づかれない。まさに「縁の下の力持ち」的な存在です。

足場の知識が役立つのは職人だけじゃない

足場の知識って、直接足場を組む職人さんだけに必要なものだと思っている方が多いと思います。でも実はそうじゃありません。

…にとっても、足場の知識はとても役に立ちます。

図面が読めると現場での信頼感が変わる

特に足場の図面が読めるようになると、現場でのコミュニケーションがめちゃくちゃスムーズになります。「この足場どうなってるの?」と聞かれたとき、図面を見てパッと答えられるようになる。それだけで現場での信頼感が全然変わってくるんです。自分で図面を描けなくても大丈夫。読めるだけで全然違います。

足場の種類を解説【5種類】

足場には大きく分けて5種類あります。順番に紹介していきます。

① 枠組足場(通称:枠・枠組・ビティ)

枠組足場とは、工場で作った「門の形」の枠を積み上げて組む足場のことです。丈夫で安定感があり、ビルやマンションなど大きな建物の工事現場でよく使われています。

名前の由来
1952年、アメリカの「ビティスキャホード社」から日本に輸入されたのが始まりです。考案者のデビッド・イー・ビティさんの名前から、業界では「ビティ」とも呼ばれています。

② くさび緊結式足場(通称:ビケ・カチコミ)

くさび緊結式足場とは、支柱のくさび金具をハンマーで打ち込むだけで組み立てられる足場のことです。組み立てが速く、住宅から中層ビルまで幅広く使われています。現在もっともよく使われている足場の一つです。

名前の由来
1979年、株式会社ダイサンが「ビケ足場」という商品名で開発・販売したのが始まりです。また、くさびを「かちこむ」ことから現場では「カチコミ」とも呼ばれます。

③ 次世代足場(通称:システム足場)

次世代足場とは、従来の足場よりも安全性・作業効率が大幅にアップした新しいタイプの足場のことです。各メーカーがしのぎを削って開発しており、現場でも急速に広がっています。

代表的なメーカーと商品名
メーカー商品名
アルインコアルバトロス
アサヒ産業ミレニューム
タカミヤIq
三共株式会社トビライン
ダイサンレボルト
日建リース工業ダーウィン
信和株式会社SPS

④ 単管足場

単管足場とは、「単管」という鉄パイプをクランプ(金具)でつないで組み上げる足場のことです。形を自由に調整できるため、狭い場所や複雑な形の建物にも対応できる柔軟性が特徴です。

クランプの種類
単管足場で重要なのが「クランプ」という金具です。
  • 直交クランプ:パイプを直角に固定するときに使う
  • 自在クランプ:角度を自由に変えられるクランプ

⑤ 丸太足場(昔の足場)

丸太足場とは、木の丸太を組み合わせて作る足場のことです。今みたいに鉄の部材がなかった時代は、木の丸太で足場を組んでいました。現代ではほとんど見かけませんが、ごくたまに使われることがあります。

しゅう
しゅう
以前、車で走っていたら戸建住宅の改修現場で丸太足場を発見!妻と一緒に「うわ〜、今どき丸太で足場組んでる〜!」とふたりでびっくりしたことがあります(笑)今の時代でもごくたまに使われているそうです。

足場のサイズは2種類ある【混用は厳禁】

足場には大きく分けて2種類のサイズ規格があります。

規格サイズ由来
インチ規格1829mmアメリカから輸入されたインチ単位
メーター規格1800mm日本でメートル単位に合わせて開発

見た目はほぼ同じですが、一番長い部材で比べるとたった29mmの差しかありません

混用は絶対NG!

この29mmのわずかな差のせいで、インチ規格とメーター規格を混ぜて使うことは絶対にできません。現場では必ずどちらか一方に統一して使う必要があります。知らないとトラブルのもとになるので、必ず覚えておきましょう。

あっこ
あっこ
このブログ「あしばのトリセツ」の名前とグリーンのテーマカラーも、実は現場の養生ネットの色から着想を得ているんです◎

【クイズ】足場の知識、身についた?

ここまでの内容が身についたか、5問クイズで確認してみましょう!

Q1建物を建てるとき、足場は必ず必要である。◯か×か?

答えを見る
◯ どんな建物も必ず足場を使って建てられています。

Q2枠組足場は現場で何と呼ばれることが多い?

① ビケ ② 枠・枠組 ③ カチコミ ④ システム

答えを見る
② 現場ではシンプルに「枠」「枠組」と呼ばれます。

Q3次世代足場は別名何と呼ばれる?

① 単管足場 ② ビティ足場 ③ システム足場 ④ 枠組足場

答えを見る
③ 安全性と効率を高めた新しいタイプの足場です。

Q4足場のサイズ規格は何種類ある?

① 1種類 ② 2種類 ③ 3種類 ④ 4種類

答えを見る
② インチ規格とメーター規格の2種類です。

Q5インチ規格とメーター規格の足場を混ぜて使っても問題ない。◯か×か?

答えを見る
× たった29mmの差でも混用は絶対NG!必ずどちらかに統一して使います。

残り5問はこちらのGoogleフォームから挑戦できます!ぜひスキマ時間に全問制覇を目指してみてください!

まとめ

今日は足場についてゼロから解説しました。おさらいすると…

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